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Channel: 中国 –中日旅行ナビ ぶらっ人
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北京 兄弟引き裂く離間策

 家の様子は7年前とほとんど変わっていなかった。「胡同(フートン)」と呼ばれる路地裏の民家に住む中国人男性(62)を久しぶりに訪ねると、彼は歯の抜けた顔をゆがめて迎えてくれた。自宅を不当に壊された上に、全財産を奪われたとして、中国政府に訴えていた陳情者の彼を取材して以来、しばしば自宅を訪ねては雑談している。...

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北京 市民交流回復を願う

 「今年は中国と日本の国交50年だが、中国の市民の対日感情はあまりよくない。新型コロナウイルスの影響でほぼなくなった日本観光が復活すれば、状況は変わるのだろうけど」。日本のアニメ好きだという、北京の中国メディア記者は語る。...

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中国・西安 現地でこそ 本場の味

 日本で西安といえば、最近話題の「ビャンビャン麺」だろう。「ビャン」という字が非常に複雑なのと、きしめんより幅広い麺が特徴で、コンビニでも販売されているので食べたことがある人もいると思う。...

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北京 運転手 愚痴る一方で

 ある週末の夜、北京郊外から帰宅する時に乗ったタクシー運転手が、愚痴っぽくなってきた。オシャレなサファリハットをかぶったイケメンの35歳。「いい年になって離婚して、子どもは妻に付いていった。俺には何も残っていない」と言う。...

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北京 ゼロコロナの副産物

 「中国人は変わったと思う?」。元記者で今は政府系シンクタンクに勤める知人と会食を楽しんでいると、突然聞かれた。返答に困っていると質問の趣旨を説明してくれた。...

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北京 コロナより反日警戒

 滋賀県の伝統工芸品を紹介するイベントの「開幕式」が北京の日本大使館であった。とはいえ、市内のホテルで予定していた肝心の展示は当面延期されることに。中国当局が新型コロナウイルスの感染対策を理由に難色を示したためで、開幕式の会場も同じ理由でホテルから急きょ変更された。...

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北京 五輪マスコットの今

 「ビンドゥンドゥン! ビンドゥンドゥン!」。若者が集う北京・三里屯(さんりとん)を歩いていると、懐かしい名前が聞こえてきた。...

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北京 コロナ禍での奮闘…

 北京に本社のあるネット通販大手の京東が物流拠点を公開した。倉庫の自動化が進み、ドローンを使った配送などを研究していることにも驚かされた。...

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北京 「頑張れ」に力もらう

 北京は8月下旬から朝晩が涼しくなり、1年で最も良い季節とされる秋を迎えた。湿度も低いため時折吹く風は心地よく、早朝のジョギングでは、気持ち良く汗がかける。  空気の心地よさに加えて、同好者からの声がけに励まされることが増えた。擦れ違いざまに「頑張れ(加油)」とあいさつされたり、自転車で出勤途上の人から「頑張って」と声を掛けられたりしたこともある。...

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北京 現金払い限定の訳は

 知人の車で北京郊外の景勝地、十渡(じゅうと)を訪れた。岩山から飛び降りるバンジージャンプや観覧車などが設置されるなど観光地化されていたものの、少し奥まで行くとまだ手付かずの場所も多い。険しい岩山に樹木が生い茂る自然豊かな光景は見応えがあり、久しぶりにのんびりとした気分を味わうことができた。...

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北京 党大会が終われば…

 「目的地に感染が出たので旅行を取りやめた」「会社から北京を出ないように言われた」  中国の建国記念日にあたる国慶節に合わせた1週間の長期連休。その間も市をまたぐ外出を制限された市民は恨めしそうな表情を浮かべた。最近の「ゼロコロナ政策」では、新型コロナウイルスの感染者が出た地区に行った人に自宅隔離を強いる措置が中心だ。出張や旅行先から帰れなくなる人も多い。...

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北京 つながれてきた交流

 「無事に開催できて良かった…」。北京で行われた日中国交正常化50周年を祝うイベント。開会当日、企画に携わった日本人の関係者は一斉に胸をなで下ろした。1年以上前から準備してきたが、中国当局の許可が直前まで出なかったからだ。  対米関係や台湾情勢を巡って中国側は日本に言いたいことがあるのかもしれないが、民間交流の企画が政治的な駆け引きにさらされるのは残念だ。...

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北京 コロナはもう歴史?

 北京のオリンピック公園にある中国共産党歴史展覧館を参観した。参観希望日の3日前までに予約するシステムで無料だ。建党100年を記念して昨年7月に開館したばかりで、建築面積は14万7000平方メートル。日本ではほとんど見ることがない建物の巨大さに、まず圧倒された。...

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北京 規模よりも強い人脈

 滋賀県の特産品をアピールするイベントがあった。開催場所は閉鎖した工場跡にギャラリーやアトリエが集まった「798芸術区」内のパン店。昔は寂れた廃虚と前衛的な芸術作品であふれる独特な雰囲気があったが、きれいに整備されて有名海外ブランドの店舗や人気の飲食店が集まり、北京でもおしゃれな地域として、週末には外国人含め多くの若者でにぎわう。...

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北京 一生涯知らぬままで

 「ゼロコロナ」の抑圧された生活が長く続き、些細(ささい)なことに喜びや感動を覚え、踊らされやすくなってきた気がしている。  厳しい防疫対策が故に出張先から北京に帰れない人が続出し、市外に1歩も安心して出られない「監獄生活」が続いた。そこに「外地から帰れない人を救済する」とのニュースが流れたときには、肩凝りが幾分和らいだ。普段、いかに緊張した状態で生活しているかを実感した。...

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北京 変わらぬ市民の善意

 3年ぶりに足を踏み入れた北京は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で様変わりしていた。まず日本で飛行機に乗り込むと、目に飛び込んできたのは防護服姿の客室乗務員。定期的なPCR検査や長期の隔離生活など、日本で聞いていた中国のコロナ対策を一通り体験した。...

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北京 「中国らしい」大会…

 3年ぶりに開催された北京マラソンに参加した。ニューヨークシティーやロンドン、東京など六大マラソンには及ばないものの、天安門広場をスタートし、国家体育場があるオリンピック公園をゴールとする中国を代表するフルマラソン大会だ。行動制限の厳しさで知られるゼロコロナ政策が続くなか、2年連続で中止していた。...

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北京 緊張続く首都のデモ

 「ゼロコロナ」で旅行できない市民が「北京のセーヌ川」と呼ぶ憩いの場で、抗議デモは起きた。最初は秩序のある活動に見えたが、「交流サイト(SNS)で見た」という人で増え始めた。要求は「封鎖解除」から「言論の自由」などに拡大。車道の車がクラクションを鳴らしてエールを送る。若者が本音を叫ぶ光景は北京では珍しく、警察との衝突が心配だった。...

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中国・黄山 世界遺産 部屋で想像

 出張先の安徽省黄山市で新型コロナウイルスに感染したことが分かり、そのまま現地で療養することになった。中国ではゼロコロナ政策が急に緩和された反動で感染が急激に拡大しており、それを身をもって知らされた形だ。隔離用に臨時に充てられた一般のホテルは、5月の中国入国時に大連で受けた待遇とほぼ同じで悪くはなかった。...

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北京 爽快! 野良スケート

 新型コロナウイルスの爆発的な感染と多くの犠牲を経て、3年ぶりに中国も正常な生活が戻りつつある。人の多い場所への外出も可能になり、家族を連れて北京を散策する中で、1番の衝撃を受けたのが天然のスケートリンクだ。...

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