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Channel: 中国 –中日旅行ナビ ぶらっ人
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中国・延吉 交流の糸 ここで紡ぐ

 北朝鮮と国境を接する中国東北部・吉林省延辺朝鮮族自治州に赴任している日本人ビジネスマンや留学生などでつくる延辺日本人会が、今年で設立10周年を迎えた。  北京や上海など大都市とは違って、会の登録者は80人弱と小規模だが、キムチ作りの体験会や国境の町めぐりなど特色ある行事を通じ、地元との交流や在留邦人の支援など精力的な活動を繰り広げてきた。...

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中国・タク州 三国志「聖地」に感動

 北京から南へ車で1時間の河北省タク州市。この地名にすぐ反応した人は「三国志」ファンだろう。漢朝末期、若き劉備、関羽、張飛が「生まれた時は違えど、同じ時に死せん」と「桃園の誓い」をした伝説の地に、中国の知人らと訪れた。...

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北京 新入生へ「軍隊式訓練」

 北京郊外の大学で取材を終えて帰ろうとした時のこと。キャンパス内の光景に一瞬、縮み上がった。迷彩服を着た集団が隊列を組んで行進している。それも数百人単位だ。  「人民解放軍だろうか」。キャンパス外に出るには迷彩服集団のすぐ横を通るしかない。トラブルに巻き込まれるとやっかいだな。想像が頭の中で渦巻いたが、意を決して集団の脇をすり抜けて外に出た。...

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中国・長白山 天の池 不徳を知る?

 中国東北部・吉林省延辺朝鮮族自治州の北朝鮮との国境にある長白山(朝鮮名・白頭山)は朝鮮民族が「聖地」とあがめる観光地だ。標高約2700メートルの山頂部にある周囲14キロのカルデラ湖「天池」は、晴れた日には、透き通る湖面に青空に浮かぶ雲が映し出され、神々しいまでの絶景とされる。...

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中国・西江 のどかさに潜む苦悩

 中国の少数民族ミャオ族の里として知られる貴州省西江を旅行で訪れた。ミャオ族は銀細工や刺繍(ししゅう)にたけ、民族衣装の美しさでも有名。もち米、みそなどの食文化や生活習慣で日本と共通点が多く、「日本人のルーツ」ともいわれる。...

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北京 ご用心偽札すり替え

 受け取った瞬間に「これは偽札だ」と直感した。知り合いの送別会を兼ねた会合に向かう途中、通り掛かった三輪タクシーに飛び乗って目的地に到着したまでは良かった。だが、ここですっかりだまされた。...

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中国・太原 熱狂にわれを忘れる

 中国語圏最大のスターで「ジェイ」の愛称で知られる台湾の男性歌手・周傑倫(ジョウジエルン)が中国縦断ツアーをした。私も長年のジェイ・ファンの1人。コンサートがあると知った時、北京公演のチケットは既に売り切れていたが、ネットで調べて山西省太原市のチケットを入手した。...

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北京 「当たり前」が難しい国

 地域の人民代表(議員)を投票で選ぶ5年に一度の直接選挙が中国各地で行われている。共産党や政府系団体に推薦された候補者ばかりなのだが、当局の推薦を受けず立候補する「独立候補」も一部にいる。...

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上海 友好つむいで30周年

 創立30周年を迎えた上海日本人学校で、記念式典が開かれた。日系企業などの寄付で1987年に児童生徒61人で創立されたが、前身は75年に在上海日本総領事館の一室を借りて7人でスタートした上海補習学校にまでさかのぼる。  中国の歴史を振り返れば、78年に対外開放にかじを切って改革開放政策が進み、91年に上海浦東の開発が決まった。...

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北京 「モリコロ」覚えてる?

 中国では今や、買い物は何でもインターネット通販でする時代になってきた。わが支局でもセロハンテープ1個買うのもネットで注文。店頭で買うより安く、翌日には品物が届き、恐ろしいほどに便利だ。...

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北京 違法駐車 庶民の味方

 北京では片側2車線や3車線の道路だと、歩道寄りの車線が駐車場代わりになっていることが多い。路上で管理員が立ち、ドライバーから1時間10元(約170円)程度の料金を取る。...

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北京 煙たさも ありがたい

 新年を迎えて、北京最大のチベット仏教寺院である雍和宮に初詣した。信仰とは無縁の人たちとばかり考えていた中国人の参拝客が、意外に多いことには驚かされた。何でも、日本の元日に当たる春節(旧正月)には、数万人が訪れるという。  25元(約430円)の入場料を払うと、線香の束をもらえる。火を付けた線香を両手で頭の上に掲げて、殿堂前でひざまずき、何度もひれ伏す地元の人たちの様子は、なかなか板についていた。...

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北京 不審電話 やまぬ悩み

 週に一度か二度は不審な電話が来る。日本でも営業の勧誘電話を受けることはあったが、中国ではスマートフォンにまで連絡が来るからやっかいだ。  「投資をしませんか?」「融資が必要じゃないですか? 金を貸すことができますよ」  こっちの都合はお構いなし。一方的に話す電話相手の背後から、何人もの話し声が漏れ聞こえてくる。コールセンターのような場所から手当たり次第に電話を入れているようだ。...

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北京 投資熱に取りつかれ

 日本に留学経験があり、中国の投資会社で働く中国の知人女性Tさんは、昨年春に軍人の男性と結婚し、旦那さんの両親が買い与えた北京のマンションで暮らしている。  20代後半だというのに、すでに自分の家まで所有するTさんだが、昨年11月には、北京郊外のマンションを、ローンを組んで新たに買った。投資目的だ。Tさんは買った当時「数年たったら、きっと倍の価格になる」と声を弾ませていた。...

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北京 立ち退きはつらいよ

 行きつけの理髪店が空っぽになっていた。店舗があった低層アパート1階は改修工事中。店のガラス戸に掲示された携帯電話番号にかけると、3、40代の店主が、自転車をこいで迎えに来てくれた。  突然の工事で立ち退きを強いられたという。以前も10畳ほどと狭かったが、案内された新店舗は6畳間ほどで、さらに手狭になっていた。...

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北京 故郷を思い「北国の春」

 中国人が一斉に帰省する春節の期間、北京市内は人影が消えた。タクシーも減るが、空車が多くて拾いやすい。  「○○へ行って」  私の中国語を聞き、タクシーの運転手が「あんたは外国人?」と尋ねてきた。「日本人だよ」と答えると、「だったら『北国之春(ベイグオジーチュン)』は知ってるだろ?」。そう言うや突然、  「♪亭亭白樺 悠悠碧空 微微南来風~」(白樺 青空 南風)と大声で歌いだした。...

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上海 初詣に見る国の実相

 春節(旧正月)に、1800年の歴史を誇る上海の名刹(めいさつ)、静安寺に初詣に出掛けた。  いつもは50元(約850円)の拝観料が、3倍の150元に跳ね上がっていた。人の足元を見た値段だと思うのは、私のようなケチな外国人だけなのか、拝観券売り場には100元札を握り締めた人たちの長蛇の列ができていた。中国ではおなじみの割り込みもない。そんなことをすれば御利益が吹っ飛ぶ。...

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中国・黄山 名山の旅雨のち晴れ

 中国一の名山といわれる安徽省の黄山を訪れた。北京から高速鉄道に乗ったが、終点の黄山北駅に着き、キャリーバッグを置き忘れて下車してしまった。気付いたとき、列車は既に出発。駅員に連絡先だけ伝え、気落ちしつつ黄山へ向かった。...

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北京 悪いの食堂か当局か

 自宅近くの住宅街の一角にあった食堂街は値段も安く、地元の中国人に人気だ。店の前の細い路地は串に刺したヒツジ肉を焼くときに立ち上る煙で満ち、夜遅くまで酒を酌み交わす客の姿が窓ガラス越しに見えた。  ところが先日、この10店ほどの食堂が突然すべて閉店となった。店内の電気も消え、窓に引かれたカーテンの向こう側は真っ暗。よく見ると「北京市食品安全当局の指示で店を閉めた」との張り紙がしてあった。...

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北京 財布機能 爆買い不安

 スマートフォンを使って料金の決済を始めることにした。直接のきっかけは北京で流行している自転車シェアリングの取材にスマホ決済が必須だったためだが、実際に始めてみると便利なことこの上ない。なぜ今までやらなかったのかと後悔した。...

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