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Channel: 中国 –中日旅行ナビ ぶらっ人
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中国・瀋陽 何のための私服警官

 中国遼寧省瀋陽市のホテル。ロビーのソファでうたた寝をしていたら、旧知の日本人記者に「浅井さん、どうしたの!」と大きな声をかけられ、目が覚めた。私の周りは一見して私服警官とわかる人がずらり。異様な雰囲気が漂っていた。...

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北京 君の名は時代を映す

 中国では、名前を見ると生まれた時代が分かる人がいる。代表的なのが「李建国」「劉建国」といった「建国」さん。1949年に中華人民共和国が成立した時期に、多くの男性がこの名を付けられた。  50~53年の朝鮮戦争で中国が参戦した時は「援朝(北朝鮮支援)」、66~76年の文化大革命時代は、紅衛兵を支持する意味で男性は「衛兵」、女性は「衛紅」が目立った。...

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北京 激動と不変 2つの顔

 中国では「紙、印刷技術、火薬、羅針盤」が四大発明といわれる。最近は「ネット通販、スマホ払い、高速鉄道、シェア自転車」が「新四大発明」と呼ばれている。確かに、中国のライフスタイルは劇的に変わった。...

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中国・重慶 消えた新聞スタンド

 出張に出掛けたとき、情報収集のため、決まってするのはその土地の新聞を買うことだ。  秋の中国共産党大会で最高指導部入りも取り沙汰されていた孫政才(そんせいさい)氏が失脚。彼がトップを務めていた重慶で取材したとき、新聞を買うために、大汗をかく羽目になった。...

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北京 肌で感じる成長の訳

 5年ぶりの北京赴任で気付いたのは、青や黄色、オレンジと白の自転車が街中にあふれていることだ。登録した人が誰でも利用できる「シェア自転車」という。乗り捨て自由。交差点や道端の植え込みに色とりどりの自転車が、放置されている。...

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北京 アドリブはタブー!

 地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD=サード)」の在韓米軍への配備に中国が反発している影響を受け、ひところは盛んだった韓国人ミュージシャンの訪中公演が許可されない状況が続く。そんな中、日本のロックバンドに同行して北京を訪れた音楽プロデューサーの知人から、当地での公演事情を聞いた。...

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上海 広がれ「モノづくり」

 トヨタ自動車が上海で中国の小学生35人を対象に開いたイベントの会場は、小学校の図工室のような雰囲気だった。  子供たちは、おもちゃの車の前部に取り付けるクッションを作っていた。車体が頑丈なだけでは衝突に弱く、クッション代わりの緩衝装置が必要なことを理解してもらうのが狙いだ。...

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鳳凰古城

川沿いに昔ながらの木造建築が並ぶ鳳凰古城  霧がかかった川の両岸に木造の家屋や旅館が浮かぶように連なる。中国内陸の湖南省西部にある鳳凰(ほうおう)古城は、約10平方キロの少数民族の居住地。清の時代、「沱江(だこう)」の川沿いにつくられた町並みで、今も300年以上前の面影を残している。...

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北京 原付きの未来 ここに

 世界の自動車メーカーが電気自動車の開発・販売にしのぎを削る中、中国の都市部では電気モーターで動く二輪車が当たり前となっている。...

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上海 葵の御紋「上の指示」

 日本のパスポートには、自分の署名を手書きし、ローマ字で名前の読み方が印字してある。「署名の人物とローマ字の人物が同一であることを証明してください」と言われたら、どうしますか?  上海市内の銀行で口座の名義変更をしようとした時、実際にあった話だ。私は署名を漢字で書いている。中国式に読めば、そのローマ字にはならない。だからこういうむちゃなことを要求されるのだろう。...

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北京 強い宣伝色に興ざめ

 北京市内の映画館で、興行収入が公開から12日間で約560億円に達し、中国で歴代興行収入トップに立ったという中国の戦争アクション映画「戦狼2」を見た。  中国人民解放軍の特殊部隊を除名された主人公が、アフリカのある国で起きた武装反乱に巻き込まれ、国外脱出できたのに軍人の職責を忘れられず、再び戦場に戻り、残された自国民を救出するというストーリー。...

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北京 本人確認何度するの

 「マネーロンダリング(資金洗浄)の危険がある。引き出せません」。中国銀行の北京にある支店の個人口座に日本から振り込まれた給料が凍結された。赴任して最初の送金。10年前の留学時代に作った口座だが、不都合は一度もなかった。...

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中国・丹東 占領と戦争のなごり

 中国遼寧省丹東市にある「鴨緑江断橋」。中朝国境を流れる川の鴨緑江に架かる茶色の橋は、朝鮮戦争中に米軍の爆撃で破壊された姿のまま、無残な状態をさらしていた。  川の途中で寸断された橋の上を中国側から進むと、北朝鮮側が見渡せる場所に着く。中朝関係は冷え切ったままだが、北朝鮮の生活ぶりを垣間見ることができ、今も中国人にとって人気の観光スポットだ。...

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上海 ハスの葉争奪戦の謎

 上海の自宅近くにある公園で、池のハスの花が枯れ、担当者がボートに乗って葉っぱを刈っていた。驚いたのは、葉を持ち帰ろうと人がたくさん集まり、虎視眈々(たんたん)と狙っていたことだ。...

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北京 カーテンの奥を知る

 北京にある国会議事堂にあたる人民大会堂で、日中国交正常化45周年記念のレセプションがあり、夕食会に参加した。...

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上海 おしゃべりも治療法

 中国の病院では、診察を受けている時に、別の患者も同じ診察室に入ってきてしまうと、人から聞いてはいた。実際に経験してみると、その違和感たるや相当なものである。...

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北京 カナヅチ克服に奮闘

 カナヅチの私は55歳を目前にして一念発起。自宅近くの体育館で、水泳の個人レッスンを受け始めた。  プールで見かける中高年の人々はみな、泳ぎの上手な人ばかりだ。レッスンを受けているのは、若い女性や小さな子供たちばかり。泳ぎを指導してくれる男性コーチは「日本人はみんな泳げる、って聞いた。あんたはどうして泳げないの?」と、胸にグサリと突き刺さるようなストレートな質問をぶつける。...

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台北 こけしが取り持つ縁

 大きな段ボール箱2つが台北市士林区にある台北日本人学校に届いた。重山史朗校長が開けてみると、日本のこけしがいくつも入っていた。送り主を見ると曽文恵(そぶんけい)(91)。李登輝(りとうき)元総統(94)の夫人ではないか! こけしは伝統的なものから前衛的なものまでさまざまあった。作者なのか日本人の名前が書かれているものが多い。...

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上海 便利すぎるコンビニ

 話題の無人コンビニが上海にもあると聞き、出掛けてみた。  入り口のQRコードをスマートフォンで読み取り、鍵を開けて入店。ドアを閉めると、ガシャッと鍵がかかり、いわば閉じ込められた状態になった。ちょっと薄気味悪い。  ガラス張りの店はわずか15平方メートル。支払いはスマホの決済システムを使い、支払わずに出ようとしてもドアは開かない。...

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北京 SNS遮断は突然に

 中国政府主催で毎年開かれる国際会議をきっかけに、無料通信LINE(ライン)の中国版である微信(ウェイシン)のグループチャットができた。ある日、そこで起業家のアイデア募集のイベント告知があった。  主催者は告知主に「すぐに『退出』してください」と通告。「以後、気をつけますから」と拒否されると、何度も「退出」を要求し、結局、一方的に「チャットは役割を終えたので解散する」と閉じてしまった。...

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